ベテランエンジニアの定年が迫るにつれ不安が募る製造現場

製造設備の設備保全（維持管理）はベテランのAさんが全て行っていた。
そんなAさんの定年が迫っている。残されるのは若手の数名のみ。Aさんと一緒に業務を進めている中でなるべく多くを吸収しようとしていたが、そもそも何をどう管理していったらいいのか、Aさんがいなくなって大丈夫か？こうした漠然とした不安を抱えていた。

1． 設備管理システム「PLANTAXIS®」利用の事前準備

機器リストやメンテナンス（保全）履歴、トラブル（故障）履歴もどんな情報を残していいか分からなかったが、PLANTAXIS登録用テンプレートに各必要項目が分かりやすく記されており、これを残していけばいいのかと第一歩を踏み出しやすかった。
各情報をExcelベースのテンプレートに記入後はPLANTAXIS側で初期の情報登録・ユーザー登録も全て実施、すぐに使える状態にまでしてもらえた。
システム導入は初期が一番大変と聞いていたが、こんなに楽だとは思わなかった。

2． PLANTAXIS®の運用開始

新しいシステム導入ということで身構えてしまっていたが、見やすい画面、直感的に操作できるインターフェースにより直ぐに操作に慣れることができた。また、必要最低限の入力項目で保全履歴入力の負担も思った以上にかからなかった。これなら継続して利用していけそうだ。
使っていく中でもメニュー・内容の改善はカスタマイズ機能で、効率化にはグラフ・帳票の自動作成、繁忙期にはAJECによる入力代行サービス、といった複数のオプションサービスもあるとのこと。自分達の状況・要望にあったオプションを選択することで費用も労力も抑えて最大限の効果が得られるサービスがあることが分かった。

PLANTAXIS®なら、設備の情報管理はもちろん、AJECの人的サポートでより安心な設備保全を行えるように

ベテラン主担当が抜ける、という漠然とした不安はあったが、PLANTAXISを通じたノウハウサポート、人的サポートを活用し次につながるデータをしっかりと残すことに成功した。今後はオプションサービスも活用し、刻々と変わっていく状況に応じて相談し解決していきたい。