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製造工業の情報共有・収集をDXで見える化し現場の働き方を改善

高温水ポンプ故障に伴う現場調査・復旧作業

現場から、工場のポンプが壊れたという連絡があった。3D設備管理システムを用い、短時間で処置をすることが出来た。3 D設備管理システムを導入する前であれば、もっと時間が掛かり体力も必要だっただろう。

高温水ポンプ故障に伴う現場調査・復旧作業

現場から、工場のポンプが壊れたという連絡があった。3D設備管理システムを用い、短時間で処置をすることが出来た。3 D設備管理システムを導入する前であれば、もっと時間が掛かり体力も必要だっただろう。

復旧依頼を受けて現場に向かう

朝、携帯電話が鳴ったので出ると、工場の運転員からポンプの故障の連絡だった。担当者は取り掛かっていた業務を止め、現場に向かう。事務所から現場まで自転車で5分掛かる。現場に到着すると、運転員がポンプの前にいた。

ポンプが古く錆びていて型番の特定が困難

対象のポンプは「熱水送りポンプ」という名称であることが分かった。ポンプは設置から時間が経っているらしく、銘板(型番、製造元、製造番号、基本スペックなどが記載されている金属プレート)を見ても錆びていてほとんど読み取れない。製造元は確認することが出来た。

現場調査のヒントをもとに設備一覧表から機器を特定

事務所に戻って、過去のデータを探す。まずは設備一覧表から機器を特定する。「ポンプ」、「高温水」のキーワードで絞込んだ。該当のポンプは3つに絞り込まれた。一つひとつのスペックを確認していく。そのうち1つは設置場所が異なることが分かった。残りの2つは同じ場所にあり、片方は設置年月が8年前、片方は2年前である。おそらく8年前のポンプだろうと思いつつも、念のため現場に戻り確認をする。現場でポンプの周りを見渡すと近くに該当のポンプと同じようなポンプが見つかった。そちらは壊れたポンプに比べて新しい。壊れたポンプが特定された。

機器から予備品を確認

事務所に戻り、ポンプのスペックを確認する。そのデータを書き留めて、今度は予備品一覧表を確認する。書き留めたスペックと同等のポンプを探すと予備機を保有していることが分かった

ポンプの交換依頼を施工会社へ依頼

施工会社に連絡をして、ポンプの交換を依頼した。連絡したのは昼前。今日の夕方から施工に入ってもらえるらしい。何とか今日中に復旧できそうだ。
工事は夕方から始まり夜まで掛かった。工事担当者の他、現場の運転員も一緒に残業をしている。

設備管理情報が一元管理できるPLANTAXIS®︎ の場合

電話を受けた担当者はWeb会議を設定して、PLANTAXIS®の画面共有をした。運転員と3Dビューアをシェアしながら該当するポンプを特定した。ポンプの名称が掛かれたラベルをクリックすると、基本スペックと過去の工事履歴や点検履歴が載っている。しばらく工事や点検はしていなかったようだ。これからは点検周期を見直してもいいかもしれない。また、予備機が1機、倉庫に保管されていることが分かった。施工会社に連絡をして、現場に向かった。午前中であれば施工できるということなので、そのまま工事を行う。昼前にはポンプの交換が終わった。

設備管理情報の共有が大きな生産性向上につながる

これまで情報の収集に時間が掛かっていた。情報が管理されていないケースもあり、その場合は昔から現場を知っているベテランにヒアリングしないと情報が分からないということもある。PLANTAXIS®︎ では、点群データとそれに紐づく設備情報から情報収集の時間を短縮でき、業務効率化が可能になる。

点群データは、工場の設備管理や工事において非常に有意義で、業務の効率性を高めることができる。

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